産後のトラブル② ~便秘~前編
こんちには。
堺市・高石市・和泉市・岸和田市・泉大津市の産前産後ママの救世主、訪問整体 ファミーユサンテの藤原です。
今回も産後のトラブルについて書いていきますね。
今回は便秘前編です。
便秘とは?
便秘はそもそも女性に多い症状です。妊娠中・産後は特にその症状が顕著に表れます。便秘とは、排便回数が少ないこと、または排泄物がお腹に溜まっていることを指しますが、「~日間排便がないと」という明確な定義はありません。
毎日排便していても残便感があるという方は便秘になります。
なぜ産後に多いの?
妊娠中もそうなのですが、産後は特に便秘が起こりやすいです。その原因をいくつか挙げておきます。
①水分不足
赤ちゃんにあげる母乳はママの水分から作られます。そのため意識的に水分をしっかり摂っていないと、便が固くなったり、腸の動きが悪くなったりして便秘になりやすいです。
②生活習慣の変化
ママは赤ちゃんの世話でてんやわんや。赤ちゃんは昼夜問わずに泣いてしまいます。
時には数時間おきに泣いてしまい、その都度おむつの交換や母乳をあげたりしてママの生活リズムもつかむのが難しい状況です。
生活リズムの乱れや睡眠不足の状態が続くと自律神経が乱れやすくなるのでその結果、腸の動きが悪くなって便秘を引き起こしやすい体になってしまいます。
③運動不足、筋力低下
ママは基本的に運動不足です。お腹が大きくなっていくにつれて動けなくなってしまうからです。その結果筋力低下も起こります。
筋力の中には排便の時に必要な筋肉も含まれています。
また、出産で長時間いきむと肛門の括約筋が疲弊し、肛門の開け閉めができなくなり、便秘の原因になります。
④会陰切開や帝王切開の傷をかばう
出産時に、会陰切開や帝王切開を行うことがあります。その傷が治りきらないうちは排便時にいきむと痛いのでその怖さが便秘につながってしまいます。下腹部に力が入れられないと排便が難しいですからね。
今回はここまでです。
次回は原因を踏まえたうえで対策を書いていきますね。
お楽しみに。
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