産後うつについて 原因と対策①
こんにちは。
堺市・高石市・和泉市・岸和田市・泉大津市の産前産後ママの救世主、訪問整体 ファミーユサンテの藤原です。
今回は最近急増している「産後うつ」について書いていきます。
産後ママは出産後いきなり子育てが始まります。大仕事の後に長期スパンの重労働が始まる感じですね。そういったバタバタの中で、特に初産のママは初めてのことばかりで疲労困憊になり、イライラしたり、落ち込んだりしてしまいます。
そういった方々全てではないのですが、それは「産後うつ」の可能性があります。
産後うつの原因や症状がいつまで続くのかといったところを書いていきますね。
産後うつとは?
その名の通り、産後に現れるうつ症状のことです。育児や家事へのプレッシャーや不安などがストレスになって発症する、うつ病の一種です。
旦那さんや家族の理解や協力が中々得られずに家事も育児も一人で抱え込んでしまうママや、「全て完璧にこなしたい」という責任感が強いママは特に注意が必要です。
産後うつの原因は?症状はいつからいつまで?
産後のママの体はホルモンのバランスが乱れて、心身ともに不安定な状態になっています。これは妊娠出産という大仕事を終えた体が元に戻ろうとする自然な状態です。
「産後うつ」の前駆症状的な症状に「マタニティブルーズ症候群」というものがあります。これは産後3~5日ごろから涙もろくなったり、自信がなくなったりするものです。一般的に「マタニティブルーズ症候群」は数週間で治まると言われています。
ですがその状態のときに、周りからの理解や協力、サポートが得られない「孤独感」や家事と育児を両立できない「罪悪感」などを感じてしまうと「産後うつ」を発症してしまいます。その割合は産後の女性の5~10%といわれています。
産後うつにかかる時期や長さは人それぞれなのですが、発症時期は産後2~4週間頃が多く、環境によっては産後1~3か月が過ぎてから症状が出てくるママもいます。
また、重症化すると完治までに長い時間がかかってしまうこともありますので、なるべく早くお医者さんの診断を受けることが大切です。
「産後うつなんかになるのは自分が弱いダメな母親だからだ」と自分を責めてしまうママもいますが、決してそうではありません。ホルモンのバランスや環境次第で誰でも発症する可能性があるので、一人で抱え込まないでくださいね。
産後うつチェックリスト
🔳わけもなくイライラして落ち着かない
🔳気分が落ち込んで涙が出てくる
🔳考えがまとまらず、家事にやたらと時間がかかる
🔳以前は好きだったものを楽しめない
🔳寝つきが悪かったり逆に眠りすぎたりしてしまう
🔳食欲がない、逆に食べ過ぎてしまう
🔳赤ちゃんや夫にきつく当たってしまう
🔳何事も自分が悪いと考えてしまう
🔳漠然と不安になる
🔳他人との交流を面倒に感じてしまう
🔳頭痛や動機、息苦しさ、肩こりなどがひどい
当てはまる項目が多い方は精神科や心療内科のある病院、地域の保健センターなどに相談してください。「エジンバラ産後うつ質問票」などのさらに信用性の高い検査もしてくれます。まずは1か月検診で産婦人科や助産師さんに相談するのも一つの手ですね。
今回はここまでにしておきます。次回は対策などを細かく書いていきますのでお楽しみに!! 一人で抱え込まないで下さいね!!
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