産後のトラブル④ ~悪露~
こんにちは。
堺市・高石市・和泉市・岸和田市・泉大津市の産前産後ママの救世主、訪問整体 ファミーユサンテの藤原です。
今回は産後の悪露について書いていきますね。
悪露(おろ)とは?
出産が終わった後に、出血が長引いてびっくりしませんか?これが悪露といい、子宮内に残った胎盤や卵膜、血液などが混じりあった分泌物のことです。
血が混ざっているので赤っぽく、血なまぐさいので生理の出血とよく似ています。
悪露は、産後の回復と深い関係があります。産後のお腹の中は空っぽになるので、子宮が元の大きさに戻ろうと収縮します。
これは「子宮復古」と呼ばれる現象で、胎盤や卵膜がはがれて出血しているところを子宮収縮で止血しようとします。
しかし、完全に止血されるまでは出血や体液が体外に分泌されるので、それが悪露になります。
いつまで続くの?
個人差はありますが、産後約1か月程度になります。1か月検診を目安にするといいでしょう。あくまで個人差ですので2か月近く続く人もいます。
ただし、出血の量や色がいつまでも変わらずにダラダラと続く人は子宮の収縮がうまくいってない可能性があります。
その場合は自己診断せずに、産婦人科に行きましょう。
産後の悪露の変化を書いてきますね。
産後1日目
鮮血です。真っ赤な血が出てきます。
産後7日目
赤褐色に変わってきます。量は多めです。大きめの産褥パッドで対処しましょう。
においも鉄っぽいにおいになります。
産後2週間
色が茶褐色から黄色っぽい色に変化してきます。量もかなり減ってきます。
動きすぎると一時的に量が増えたり、鮮血に戻ったりするので注意しましょう。
産後3週間
淡い黄色からクリーム色になってきます。量もさらに減ります。
この時期も動きすぎにはまだ注意が必要です。
早い人ならこの時期に悪露が終わります。
産後4週間
色はほぼ白色、無臭で量もかなりなくなります。この時期に終わる方も多いようですね。1か月検診で子宮の回復もチェックしてもらいましょう。
対策は?
対策というよりも注意点なのですが、悪露は栄養分が豊富で細菌が繁殖しやすく、感染症を引き起こす可能性もあります。ですので、ナプキンはこまめに変えるようにしましょう。あと、入浴は禁止ですが、シャワーはOKです。こちらも感染症対策になりますね。それからこまめにウォシュレットで洗浄するのも効果的です。水圧だけには注意して常に清潔に保つように注意しましょう。
今回は以上です。次回は「産後の肥立ち」について書いていきますね。
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